創業時を振りかえって 人財への思い
今年で創業14年目。
思い起こせば、創業当時、私は、会社の起こし方も、会社経営がどんなものかも、全く知りませんでした。そればかりか、電話1台、コピー機1台を設置する方法すらも全くわからないままアドラフトをスタートさせました。2011年の正月明け。社会人になって19年間、勤めていた広告代理店に出社してみると、当時の社長は雲隠れをして、会社は倒産していました。あまりにも突然で、しばらく状況が把握できませんでした。自分の家族の生活の心配などもありましたが、当時はそれよりも、お客様にご迷惑をおかけするわけにはいかず、進んでいたプロジェクト(仕事)を完遂させなければならない事や、取引協力会社の方々に説明をしなければならないことを優先させました。
アドラフトの開業準備は、債権処理や残務処理と並行で進めながら、倒産から3週間という期間で会社を立ち上げるまでに至ったのです。当時、私は39歳。経営についての実績や知識は全くありませんでしたが、幸いなことに私のまわりには「師」と呼べる優秀な経営者の方が多く、また、先の保証が何もない私に対してでも、新会社設立を支援してくださる人たちがいました。そして、最終的には、亡き父の遺言書に書かれていたメッセージが私の背中を押してくれました。こうして、私は周りの多くの方々のおかげで、会社設立を決意することができたのです。
私は社会人になりたての頃から「努力の天才になれ」という言葉を自分に言い聞かせてきました。私には特別なスキルや資格はありませんでしたし、無知でした。今でも自分が無力だと思う瞬間は多々あります。しかし、だからこそ私は、努力だけは自分を裏切らない、誰にも負けてはいけない、という思いでいました。
このスタイルはアドラフトを立ち上げたあとも続きます。簡単に言えば「根性論」なので、批判もありました。去っていった仲間も少なくありません。それでも、私はこの考えを変えませんでした。なぜなら、たとえ10人中8人に理解されなくても、2人が理解してくれて、心から受け入れてくれることは、実はとても恵まれているということを知っているからです。私自身の「当たり前」や「幸せ」の価値基準が低いのも、私が常に前向きで幸せを感じていられる一つの要因かもしれません。それゆえ、私は仲間であれ、お客様であれ、私を信じてついてきてくれる人たちの期待を必ず超えると心に誓い、どんな場面でもそれを実行してきたつもりです。今となっては、離れて行った人たちからも、多くのことを学ばせていただいたと感じています。
これから先、「お客様の為」「会社発展の為」「自分たちの幸せの為」に、私と同じ志を持つ仲間とともに、学び続け努力し続けていけたら幸せです。今私は、私を褒めていただく言葉よりも社員さんの事を「アドラフトの○○さん、頑張っているね」と言われることの方が何より嬉しく感じています。これからもそんな声を一つでも多く聞くことができる会社にしたいと心から思っています。
2024年 1月吉日
代表取締役 玉置 真司
アドラフトでは「人財」がすべてです。
仕事において成果を作っていく全ての根源は「人財」にあると考えています。
常に「自ら考え、判断し、行動できる人」。これができて初めて成果を作り出す事ができます。もちろん「報告・連絡・相談」の「情報共有」も必要です。しかし、「情報共有」の前に「意識共有」「価値観共有」がもっと重要と考えています。お客様のために何が最善かを考え、目標に向かってチャレンジし続け、結果へとつなげる人財をアドラフトでは求めています。誰もが最初から成果を作り出せる人財であるわけではありません。
アドラフトでは、教育・研修体制を整えていますので、チャレンジ精神をお持ちの方々の自立、プロ意識化を全力で支援しています。
「時間」という限られた資源
人間に与えられたたった一つの平等な資源は「時間」です。
それ以外、才能、容姿、体格、家柄、財産、等々、何一つ平等なものなど存在しません。もし他にあるとすれば「いつか誰もが死を迎える」という事ぐらいでしょうか。この限られた「時間という資源」をどの様に活用するか。人は「時間」で勝負することで、あらゆる不平等な差を縮められる可能性があります。時間を駆け抜けた人と浪費した人とでは、成長度合い、人生の充実度、価値に大きな違いが出来ます。時間を大切にしている人が見ている景色は「可能性」に満ちあふれています。今からでも遅くありません。あなたが持っている可能性を秘めた最大の資源は「時間」なのです。一度しかない人生、全力を尽くしてみませんか?
人生を楽しむ
「人生を楽しむ」と聞いたとき、あなたはどんなことを思い浮かべますか?
よくあるのが「プライベートを充実させる」や「好きなことを見つける。」といったことでしょうか?その通りですし、もちろんそれらも大事なことです。しかし、もう少し良く考えてみてください。人生の時間の大半は仕事に費やします。その仕事の時間が充実してなかったり、楽しくないものだとしたら、あなたは「人生を楽しんでいる」とは言えないのではないでしょうか。「仕事を楽しむ」ことが出来ない人は見方を変えれば、わずかなプライベートの時間を楽しむ為に「人生を我慢している人」とも取れます。残念な人生だと思いませんか?「人生を楽しむ」ことの出来る人は、「楽しむ」と聞いて「らく」と考えず、仕事も含め人生の様々な苦労や努力の中に、自分の力で「達成感と喜び」を見つけ、周りの人とそれを共有することが「楽しい」と考えられる人です。そんな仲間が集まった職場を一緒に創りませんか?向上心や目的意識を強く持って行動し、目標を決して諦めず、物事の優先順位を理解し効率良く「人生を楽しむ」ために一緒に働ける人を弊社では求めています。
アドラフトの特徴
オンオフのメリハリが付けられる
スマートフォンの普及やソーシャルメディアによって情報の量やスピード、そして質は格段に変化し、これまで以上に仕事に対して、効率と質の良い結果・成果を求められる時代になっています。「ただ長時間仕事をすればいい…」時間と体力をお金に換える時代はすでに終わりました。その為、
・目的を明確にして、仕事の質を上げる
・無駄な時間を捨てる
この二つが重要なのです。質を上げ無駄な時間が減ることで、プライベートの時間に変換できる。「オンオフのメリハリ」とは、時間の価値を意識し、個々のタイムパフォーマンスを上げることです。さらに、ただ頑張るのではなく「やり時・やり所を間違えるな」ということも憶えておかなければなりません。「休む時は休む!プライベートを充実させる!その代わり、仕事をやる時は全力で結果を出す!」。ずっと頑張り続けるのは大変ですから。アドラフトでは、その為の教育制度や就業環境を整えています。また、共働きも当たり前になってきた昨今。性別関係なく家庭の時間を大切にできる職場でありたいと考え、子育ての為の休職後の復職もしやすい環境を築いている会社です。
メッセージ
ここ数年、私達をとりまく生活状況や価値観は、社会情勢と共に刻々と大きく変化してきました。その事で、人生や生活に不安を感じる機会が増えた人も少なくないと思います。そんな状況下で、多くの人が安定や安心を求める思考になってしまうのは仕方がないことかもしれません。しかし、安心を強く求めすぎると、チャレンジできず、何かを成し遂げる事も、自分を成長させる事も、困難になります。チャレンジしなければ成長することは出来ないのです。会社の成長と共に、自分も努力を惜しまず成長していく社員さんには、安心して実力を発揮してもらいたい。だから人生や生活の安心・安全は会社が請け負います。そんな職場で、自分自身で「"ここまでやる"をやり切った」、「何かを残した」、「誰もやったことがないことを最初にやった」。そんな自分で自分を承認できるような働き方をして欲しいと考えています。ぜひ一緒に働きましょう。ご応募をお待ちしております。